整形外科がいいか?整体がいいか?牛久市・つくば市【筋膜&骨盤矯正】つくばカイロプラクティック整体院
身体に痛みが出た場合、まず人は病気を疑いますね。
でも病気ではないとわかると、整形外科的な問題かな!?となります。骨?筋肉?なんて考えますよね。
そんな時のお話です。
OR
一つの例です。
当院のお客さまで、座り仕事をしていて、最初は腰痛、その後、股関節?坐骨神経痛?とお困りのお客様の例です。
この方はまず整形外科に行きました。最初はヘルニアと言われたそうです。その後、腰痛が収まると、股関節なのか坐骨神経痛なのか?となったところ、医師の診断は、坐骨神経痛、股関節唇損傷でした。リハビリの理学療法士は、ヘルニアでも股関節唇損傷でもないと話していたそうですが、病院勤務の理学療法士は医師の指示通りしかできないのでしょう、大したことはしていないようです。自分の考えで医師の指示以外の事も少ししてくれたようですが・・・。リハビリ3か月していても、一向に良くならないので、整体に行ってみよう、と思って当院にお越しになったそうです。
今4回目終了で効果を感じていただいています。運動もしだしたようでその筋肉痛がでたくらいです。
このような時、考えるのは整形外科の診断です。整形外科では、レントゲン、MRIで骨の状態を確認します。実際に診断されているので、確かに椎間板が減っていて、股関節の軟骨も損傷されているのでしょう。でも整形外科が必要なのは患部が手術をする状態なのかどうかです。
診断を受けた場合、歩けなくなっていたり、神経的な症状が出ているようなら、それは病院が必要です。整体が手を出してはいけないです。そうでなければ(神経的な症状)骨の状態は診断通りでもまだ大丈夫なんです。筋肉が硬くなっているだけなのです。
例にあげたお客様は、座って仕事ができないようですが、歩けるし神経的な症状は出ていないようです。会陰部の痛みがあるようですが会陰神経は坐骨神経とは違うので、整体施術をしないほうが良いとは思わない症状でした。
ここで大切なのは、ヘルニア、狭窄症、股関節唇損傷と問診で診断を受けても、そのレベルが手術を受けるべきなのか?という事です。手術を考えるように言われてなければ、リハビリに回されますよね?リハビリという事は筋、骨、靭帯、腱などの問題です。ただ整形のリハビリは10分程度のマッサージだったりしますね。10分ほぐして効果が出れば誰も困らないですよね(笑)また運動療法でも、まずマッサージでほぐれてないのに、運動するから効果が出ないのです。弱化部分の運動と言っても硬結部分も動くから痛みが増したり、動かす事の痛みで全身が硬くなり弱化部分の強化より硬結部分がより硬くなってしまいます。良くなるわけないですよね。
そして良く勘違いされるのは病院で坐骨神経痛と言われました!!
という方がおりますが、坐骨神経痛は症状名です。病気の診断名ではありません。要は、原因はわかりません、と言われているようなものですからね。そのような症状は整体が必要なのです。
また別の例を挙げますと、先日上部胸椎の横に痛みがあり来院された方がいました。以前一度見た方で良くなったので別の箇所の痛みですが、また来ていただけました。当院にすれば、またぜひとも良くなってもらいたいし、とてもうれしいお客様です。しかし施術後痛みに変化がないようです。
なので、整形外科でレントゲンを撮るように言いました。おそらく病院に行って、なんと言われるわかりませんが、当院にはもう来ない可能性は高いです。1回で治らなくても回数券を買いますと言われましたが、レントゲンを撮るように言いました。
もし骨の変形があるのなら整体ではなかなか痛みは取れないからです。その場合はお医者さんにまず先に行くべきだと思っているからです。
要するに大事なのは
医者には医者の治せる範囲があり、
整体には整体の治せる範囲があり
そこの見分けが大事だ!!
という事でした