BLOG
今週の施術④ 下腿の痛み つくばカイロプラクティック整体院
2023/09/16
今週の施術の一例です。
主訴は左下腿部が痛くて歩けないという70代女性です。
買い物に行くことも一苦労で、病院では脊柱管狭窄症と言われています。少し歩くと痛くなり少し休んでまた歩くといった感じで間欠跛行と言われる症状ですね。
施術は、腰椎の負担を減らす施術です。細かくは臀部の筋肉(小中大の臀筋や梨状筋・腸腰筋)ほぐしと骨盤矯正をしていきます。そして下腿部の筋肉をほぐします。脊柱管狭窄症→坐骨神経痛→腓骨神経痛というパターンだと思います。坐骨神経は腰椎から足先まで通っていますが、途中膝のあたりで腓骨神経にも枝分かれします。なので酷い坐骨神経痛になった人は、坐骨神経痛(臀部やハムスト付近の痛み)は消えても下腿部分(特に外側)の痛みが残る場合がありますが、これは坐骨神経の痛みではなくなっているのです。
そして今回は
本人が言うには大腿部や臀部には全く痛みがないと言うのですが、触ってみるとかなり固くなっていました。そこで坐骨神経が圧迫されていたのだと思います。そこをほぐすと、病院のリハビリでは全く効き目のなかった痛みが数回の施術でなくなってきました。なので病院の診断である脊柱管狭窄症という事には疑問がでます。
日本の常識として、お医者さんを一番頼りにするのでしょうが、西洋医学が一番役に立つのは、手術で物理的に悪いところを切って取ってしまうといったことでしょう。手術するほどの変形などが認められないときの痛みや不快感、病気未満には民間療法もお医者さんも大きな差はないと思います。
整形外科に通っても良くならない病気以外の場合、治療方法の違う民間療法である整体の方が効果を発揮することが多いと思いますよ。