骨盤ブロック療法/つくばカイロプラクティック整体院
当院の骨盤矯正は
SOTというカイロプラクティックのテクニックの骨盤矯正法のブロック療法を行っています。
ブロック療法を大まかに説明すると
1・写真のブロックを骨盤に挿入する
2・筋肉・筋膜の調整
に分けられます。
この療法の特徴は他のカイロプラクティックテクニックのようにボキボキはしないのでボキボキ系が苦手な方には向いていると思われます。短所は矯正をしたという実感はないので何かしてもらったという実感が欲しい方には、物足りないかもしれません。
ブロックの挿入パターンは3パターンで挿入方向が2方向あります。
その3パターンをカテゴリーⅠ、カテゴリーⅡ、カテゴリーⅢと呼びます。
カテゴリーⅢ、Ⅱは構造的問題、カテゴリーⅠは機能的問題になります。
カテゴリーⅢは腰椎の問題です。病院などで腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症など腰椎が問題で坐骨神経痛などを起こしている場合などですが、座りすぎや重いものを持ちすぎたなどで腰椎に負担がかかった場合などでも当てはまります。骨盤のズレ方は骨盤が捻じれるので骨盤が捻じれるので、その上部の腰椎に負担がかかっていると思われる状態です。
ただ腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などで坐骨神経痛が起きているというのは、全坐骨神経痛の人の10%いるかどうかです。整形外科的問題よりも軽い腰痛や腰の重い感じな人が多いです。
カテゴリーⅡは仙腸関節の問題です。仙骨と腸骨が繋がった部分です。ここは脚から体重を支える力と上半身からの重みがぶつかった部分で、体重支持受部といわれます。ここが緩んだ状態になるので体が安定しない状態です。骨盤部で安定しなければ脚への筋肉に影響が出ます。また広背筋を通じて肩部にも影響を起こします。そのため膝や股関節はもちろん、肩こり、首こりを起こし頭痛や顎関節にも影響を起こします。要するに全身に影響を及ぼします。
カテゴリーⅠは脳脊髄液循環不良の問題となります。
脳脊髄液は脳で作られ脊椎の周り、硬膜の中を流れます。
その時に、呼吸によって後頭骨と仙骨が屈曲、伸展の動きをし、その動きによってポンプの役目をして脳脊髄液を循環させています。その動きが悪くなった状態を改善するため、仙骨や後頭骨の動きを手技で助けてやります。